7/25 お話会レポート@渡里市民センター

 地区の旅行や認知症サポーターの集まり等があり、地域住民の方の参加者3名と少ない会となりましたが、その分、じっくりお話しができる会となりました。

寄り添う専門職は、北部高齢者支援センター 大澤さん、橋爪さん、遊佐さん。いばらき診療所みと 大菅先生、早乙女さん。

参加された方に、なぜお話し会に参加されたのかうかがうと、対話が大事だと思っているので、お話をしながら介護医療のこと、これから先のことを考えたい。自身の両親が要介護状態であり、仕事とのバランスを考えながら、今生活をしている。これまでの親子関係の中で、両親は在宅で最期まで生活したいと思っていると思うし、自分自身もそれに応えていきたいと思っているので、いろいろ学ばないといけないと思っている等、自分事として考える会に興味を持っていただけていることがわかりました。

プログラムとしては、

介護が必要になった主な要因を考える

介護が必要になった時、なるのを見据えてどうする?

の二本立て進めました。

介護が必要になった主な要因を考えるでは、男女比に注目したり、生活習慣の影響を考えたり(タバコ、飲酒、運動、食事等)。予防できるものはなにか考えました。

また、要因が不明不詳の割合があまりにも多いことについて深堀。

意欲の低下や地域の中で心配事の対象となっていること(ゴミをためてしまう、アルコール依存、暴言や暴力等)そこの根底には、心身ともに孤立化している状況があるのでは等、地域で考えることもあるとお話しがあがりました。

いばらき診療所みとの 大菅先生初参加!

医師の視点から老いを考える。生活を考える。その人の生活を知ることで疾病とどう付き合うかみえてくる。病院と在宅医療の違い等、お医者さんの立場からのお話しはとても興味深いものとなりました。

介護が必要になった時どうする?では、実際に両親の介護をつかうまでになった経緯をお話しいただけました。

水戸市内にたくさんの事業所があるけど、選択肢が増えるのはいい。でも、どの事業所がいいのかがわからない等、サービスを選ぶ側としてのコメントもありました。

会の終盤、大菅先生から、人間は100パーセントシム。でも、ほとんどの人が死のことを考えていない。自分の死をどう思いますか?と死生観についての問いがあり、最後の最後まで、濃い時間となりました。

次回、渡里市民センターでのお話し会は9月26日(水)10時~です。

皆様のご参加をお待ちしております。

※少人数で、また話も深かったので、私自身がっつり…。写真撮り忘れ。

あああ。