お話し会レポート@渡里市民センター(2016年9月28日)

渡里市民センターのお話し会レポートです!

渡里市民センター コミュニティと在宅医療介護のお話会
<参加者>
  ・地域住民7名
  ・北部高齢者支援センター
  ・水戸在宅ケアネットワーク

会の進行は小野(ケアマネジャー)でお届けいたしました♩

<内容>
   ☆シナプソロジーで頭の準備運動
   ☆あなたの元気の源は?
   ☆市川さんのミニレクチャー「脳梗塞を知ろう」
   ☆さぁ 考えよう
   ☆在宅医療を知ろう

「ずっと水戸」の案内をしながら、なぜ、研修会でも講演会でも勉強会でもない「お話し会」なのかをお伝えし、スタートしました。


☆あなたの元気な源は?では、今現在の自分に向き合う。運動・食事・休養・趣味・仕事・健診の数値等、10項目の中から3つ選んで、それぞれに発表していただきました。
みなさん、意識高いですね〜。挙手もさることながら、その後の発表もハキハキと!お互いの健康の源を大きく頷きながらすすめていきました。みなさんの共通する点は、何事も楽しく前向き継続されてるという事でした!
☆本日のミニレクチャー 「脳梗塞」
北部高齢者支援センター 市川さんから脳梗塞の予防やカラダの危険信号。脳梗塞の症状や後遺症についてお話しありました。やっぱり脳梗塞を知らないという方はいませんね〜。知り合いの方で脳梗塞になったという方もいて、皆さん真剣に耳を傾けていました。

☆さぁ、考えてみよう!
「元気に生活していた私だったのに...ある日突然家で倒れた!救急車で病院へ。脳梗塞と診断、治療入院。右半身に麻痺が残ってしまい、歩行不安定に。聞き手は右手。お箸もうまく使えない...退院の話が出たけど、夫と二人暮し。これからの生活どうしよう...」
を、グループで考えました。一人で考えると気持ちが暗くなってしまうことも、みんなで考えると、前向きに考えられる!10分のグループワーク。盛んに意見交換されていました。グループにいる専門職の方々に、グループでの話をまとめて発表してもらい、グループワークから会全体のワークへ。
発表された意見は、
  ・身辺の事もそうだけど家事はどうすればいいか不安。
  ・家族に迷惑かけられないし、施設入所しかないかなぁ。
  ・考えようと思っても頭が真っ白になり、考えられない
  ・不安しかない
発表の多くが「不安」でいっぱいでした。
では、その不安はどうすればいいか...

☆在宅医療をもっと知ろう !で深掘り。 ケアマネの役割・医療ソーシャルワーカーの役割・退院支援看護師の役割・高齢者支援センターの役割などを各専門職から説明してもらいました。
本日 寄り添う地域の専門職は、
 ・ケアマネジャー 大金 浅川
 ・在宅医療ソーシャルワーカー 朝日
 ・北部高齢者支援センター 大澤、林、市川

ケアマネについて説明してくださった浅川さん。説明の最後に、

「方法は様々です!お話ししあいながら進めていきましょう‼︎」

そうなんです! すべて網羅するのは難しい。誰に相談すればいいか知るだけでも安心につながる。

在宅医療ソーシャルワーカーの説明は朝日さん。
退院前に本人と家族と在宅生活をイメージして、方向性を一緒に考える。そして、そこでかかわる方々を集めて、どうするかカンファレンスを行うとあり、退院前に相談できる安心を感じることができました。

退院支援看護師については大沢さん。
医療ソーシャルワーカーの多くは社会福祉士。退院支援看護師は看護師。資格の違いから支援内容にそれぞれ特徴があるが、その都度、ご本人のベストを考えて対応していく体制があるという安心感が得られたと思います。

退院するときの相談相手はわかってきたけれども常日頃の相談相手は?
高齢者支援センターの役割について市川さんから、ご本人の生活を伺って地域の専門職の方々と一緒に物事を考えていく。必要な支援に繋げていくと説明ありました。

在宅医療をもっと知ろう!のテキストの中の矢印に注目。 一方的な矢印(→)ではなく双方矢印(←→)繋がりや連携あってこそであることをお伝えしました。 水戸には在宅ケアネットワークがあるんです!

会を重ねている渡里地区! 本日初参加の方もいらっしゃいましたが、お話し会スタイルが根付いてきており、自分事を考える。自分事を言葉に出す。他人事を聴く。他人事を自分事として一緒に考える。みんなで考える。不安や疑問を、どうだろうなぁと考えながらも、表情は明るく楽しい会でした。

会の終了後 個別相談。いろいろなことを考えた後の相談なので具体的にお話が進んだようです。

次回は11月30日 水曜日 10時〜11時30分 渡里市民センター

お申込み不要どなたでも参加できます!