本コラムでは、これまで「コミュニティと在宅医療のお話し会」が、どのように始まり水戸の地域で根づいてきたのか、また、お話し会の時間が、"一人ひとりがどうありたいのか"を考える機会につながってきたことを述べてきた。
その中で、地域包括ケアを見据え、任意団体で主体的な活動をしているのが『水戸在宅ケアネットワーク』であり、地域になくてはならない存在になりつつある。
行政がバックアップしながら、地域の暮らしに専門職が寄り添うことは、住民にとってどれだけ心強く、これからが描きやすいか想像される。
地域包括ケアシステムは、できると思えばできるし、難しいと思えばできない。まして、年度単位で進むものではない。それは、行政、医療介護関係者が決めることではなく地域が自ら創造するものと考える。
住民の多くは、現在自分の住んでいる医療介護の環境をよく理解しているわけではなく、またこの先どのように生きて行き、最期はどうありたいかなどあまり考えてはいない。きっかけがあればこれからの自分づくりや、包括的な地域づくりをイメージできるが、自らつながりや場を創ることは簡単ではない。
住民の多くは、現在自分の住んでいる医療介護の環境をよく理解しているわけではなく、またこの先どのように生きて行き、最期はどうありたいかなどあまり考えてはいない。きっかけがあればこれからの自分づくりや、包括的な地域づくりをイメージできるが、自らつながりや場を創ることは簡単ではない。
多様化、高齢化する時代、行政主導での地域づくりだけでなく、今回始まった水戸のように住民と関係者が自ら行動し地域に相応しいスタイルをデザインしていくことが必然となってくる。
すなわち、地域包括ケアシステムは、住民が、関係専門職が、地域が一緒に、生き方、逝き方、行き方を創る、『いきかたのデザイン』である。
すなわち、地域包括ケアシステムは、住民が、関係専門職が、地域が一緒に、生き方、逝き方、行き方を創る、『いきかたのデザイン』である。
次への展開が始まった。
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