《地域のルール》
常磐地区・吉羽会長の起案のもと、地区役員会でコミュニティと在宅医療のお話会のプレゼンテーションをさせていただくことになった。
始まりは少々硬い空気であった。地域活動の上で必要な内容であるが、馴染みがなく質問が続いた。
役員1:「行政がすることではないのか?」
役員2:「プライバシーが守れるのか?」
役員3:「事業者がするのは宣伝ではないのか?」
私:「初めてのことなので、はっきりしたことは言えませんが、皆様の安心につながる会となることは間違いありません。」
会長:「どうですか皆さん、いいことだと思うのでやってみませんか?」
なにはともあれ、ご理解をいただき開催することとなった。そして、ランド常磐の会(地区連合自治会)の了承、協力のもと案内のチラシを作成し回覧板を地区、班に回していただいた。
常磐地区、第一回目は少し様子が違っていた。民生委員さんの声かけもあり一人暮らしの方々が多数お見えになった。地域のつながりの中で行うことで、ハードルが下がった空気を感じた。
「この会に出たほうがいいよ、と誘われて来ました。」
「皆がいるので何も心配していません。」
言葉が生き方を物語っていた。
同じ水戸市内でも地域によって全く違い、地区のルールがある。まずはそのルールに添い、新しいこと、調和への第一歩が踏み出せた。
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