お話し会レポート@双葉台市民センター(平成28年12月8日)

双葉台市民センター  在宅医療と介護のお話し会
☆参加者 
地域住民の方  3名
西部高齢者支援センター  3名
特養相談員  1名
東部高齢者支援センター  1名
在宅ケアネットワーク  2名
計8名のご参加者

今日は一つのテーブルを囲んで、お話し会。いつもと違う雰囲気、なんだか自然に話が始まりました。
まずは認知症のお話から
認知症になった本人、家族の実情。まずは専門職からの経験談。
認知症になっても、しっかりと意思表示できることがある!認知症を持つ家族も前向きな人もいる。認知症はいろいろな症状、進行度もちがい、ひとくくりに出来ないこと。「意思表示」のキーワードから、終末期の話題へ。「自分が認知症か何かで、意思を伝えられない時、どうせ家族の都合で決められちゃうわよ」と住民の声。そのためには元気なうちから意思を誰かに伝えると、専門職。「でも、そうなったときの自分を取り巻く環境、気持ちは歳とって行くに連れて変わるかも」と住民の方。そこからさらに、「家族の
都合」のキーワードから、施設入所の話。「施設に入ったら最後だ!」と住民さんから、悪いイメージを持っている人は少なくないとの話
。特養職員より、今は家族さんが定期的に、外出に連れ出したり、一定期間
入所して家に帰る方もいる。昔と比べ、利用の仕方が変わっているとのこと。特養施設が在宅生活をする上での、一つのサービスになっていることを知り、皆さん驚き!
その他、地域の繋がり、最近のご近所付き合い、話は尽きませんでした。
最後に住民さんが「この会に何度も
参加し、専門職の顔を覚えた。この間、近所のスーパーで、お話し会の専門職さんに偶然会って、思わず声をかけてしまった。私にとって、顔を知っている専門職さんがいるというだけで安心して、生活できる」と言っていただいた。これが、まさに地域との連携!これからも頑張っていきます!
次回は平成29年3月8日。場所は双葉台市民センターです。

レポートは水戸在宅ケアネットワークの大金 幹夫でした。